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2015年11月25日

奄美「女神の島」プロジェクトご紹介☆



このたび、有志による奄美群島盛り上げ企画として

《 奄美「女神の島プロジェクト 》

を立ち上げました!
ヽ(*´∀`)ノ

これから、いろいろなイベントや広報活動をさせていただきたいと思います。

なにとぞ<(_ _)>よろしくお願いします!


奄美の女神アマミコ イメージイラスト (HN つかやんさんご提供)
奄美「女神の島」プロジェクトご紹介☆


まず、《 奄美「女神の島プロジェクト 》とはどういうものなのかをご紹介させていただきたいと思います。

一言で申しますと、

「奄美のイメージコンセプトを女神にすることで、奄美を盛り上げよう!」

という内容です。(´∀`)

詳しくは、下記をご参照ください。

でも、難しいことはあまり深く考えず、みなさんに楽しんで奄美のイメージを作っていただけたらと思います。

奄美・本土関係なく、みなさまのご意見をどしどしいただけましたら幸いです☆

ご意見はコメント欄までどうぞ☆





             【奄美「女神の島」プロジェクトについて】


主旨
奄美大島のイメージコンセプトを「女神」にすることで、
奄美のアンデンティティ(個性)を明確化・可視化し、
過去と未来を繋ぐ奄美の自然・歴史文化・時代精神のシンボルとすることで、
奄美大島における様々な企画・事業・文化・魅力の発信源とする



Q:なぜ奄美にイメージコンセプトが必要なのか?

A1:本土の観光のプロが奄美大島に対して指摘する意見
   「奄美にはイメージコンセプトがない」
    「自然は素晴らしいがいまいち奄美の個性が分かりづらい」

→奄美にイメージコンセプトがあると本土の方に奄美の魅力が伝わりやすい、またそのニーズが強い

A2:奄美の人々にある潜在的自己喪失感、その理由として考えられる郷土奄美の帰属する歴史や地理的位置づけの曖昧さ
(鹿児島と沖縄の狭間にあり歴史的にも地政学的にも境界線が曖昧)

→奄美の独自性を強く明確化することが奄美の人々にとって自信となり誇りの主体的創造を強く意識する鍵となる


Q:なぜ「女神」をイメージコンセプトにするのか?

【歴史・文化・伝統(過去)】

A1:奄美開闢神話の女神「アマミコ」(神話は文化の基であり共同体における帰属意識の重要な概念)
   さらに女神アマミコが奄美の名前のルーツとなっている可能性(奄美は女神の名を持つ島ではないかという仮説)

A2:奄美に古来より伝わる「姉妹(ウナリ)神信仰」(女性が生き神となって男性を守るという民間信仰)

A3:「琉球神道」(琉球王朝の国家宗教であり女性神官ノロが集落の祭祀を司る)のルーツが奄美ではないかという研究者の説

A4:奄美古来の「島唄」(本土にも沖縄にもない、女性の声質に男性が合わせる独自音階)

A5:女性が1000年継承してきた大島紬(奄美から献上された絹織物の記録は正倉院にも残る)

A6:古代において宝物であった夜光貝の産出・加工地
(平等院鳳凰堂の螺鈿細工も奄美の夜光貝が用いられている。中尊寺金色堂の螺鈿細工は当時の奄美の職人の手による。
また平安貴族の夜光貝細工への憧れは清少納言「枕草子」にも出てくる)

A7:奄美各地に伝わる「アモレウナグ(天女)」伝説

A8:「母父(アンマとジュウ)」「妻夫(トゥジウトゥ)」など、女性を先に呼ぶ方言呼称(「行きゅんにゃ加那節」)

A9:古代奄美において女性が手の甲に施す「ハズキ(刺青)」(成人女性の証)

これらをまとめると、奄美は女性性をキーワードとする神話・歴史・伝統工芸・文化があまりにも多い
一つ一つは他の地域にもあるかもしれないけれども、ここまで多岐にわたるのは稀ではないか
それらの神話・歴史・伝統工芸・文化をくくるキーワードは「女神」がふさわしいのではないか



【観光・商業・島内におけるシンボルイメージとして(現在)】

A1:「南国の楽園」沖縄や「歴史ロマン」鹿児島に重ならない奄美独自のイメージコンセプトの必要性

A2:奄美研究者から指摘されている「奄美独自の世界観としての《陰影から望む光》」
(例・島尾敏雄・田中一村など)
奄美独特の「翳からの世界観」を、女神というイメージコンセプトを通す事によって「神秘性」に昇華させる

A3:「女神」というイメージコンセプトにより、女性が求める「美」や「癒やし」「優しさ」「寛容さ」「調和」「自然」「スピリチュアル」とつなぎ合わせ、
女性を惹きつけ女性に喜んでもらえる環境づくり・商業の方向性・地域理念で統一する

A4:「女神」は日本本土の「天照大御神信仰」ともつながるので、
シンボルとしての女神信仰を大きくアピールすることにより、日本本土との一体感を潜在的に可視化できる
→過去像と現在像を正しく結び、共通の理念や姿勢を強く肯定することで、奄美における魅力的未来像を企画・構築できる
→また過去を良い意味で見つめ直すことにより伝統や自然や文化を保護する意識啓発と取り組みにもつながる

A5:奄美自然世界遺産登録推進のための取り組みとして、奄美の自然の象徴を「女神」とすることで奄美の自然イメージをシンボリックに可視化できる 
→本来、古代信仰は自然信仰をルーツとすることが多いため、「伝統」「自然」「調和」「古代」への意識啓発は奄美世界自然遺産への取り組みとも合致する

(山の神は古来より女神とも言われる、海も「母なる海」という表現が使われる。よって奄美大島の大自然をシンボル化したものが女神アマミコであるという仮説が成り立つ。この解釈により、奄美の自然や伝統や神話=「古き良き奄美」を残すことの重要性を地元奄美の人々に周知徹底させるためのシンボルともなりえる。つまり女神という概念を古代信仰や神秘性のみで捉えるのではなく、奄美の自然そのものの象徴としてシンボル化する)





奄美「女神の島」プロジェクト Facebook
https://www.facebook.com/megamiamamiko/?ref=aymt_homepage_panel

みなさまからのご意見・アイディア・女神イラストを随時募集いたしております。
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